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顧客のCVRを3倍にしたチャット相談ツール「チャネルトーク」代表インタビュー

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(チャネルトークを使うと)問い合わせ対応時間が減ります。サポートボットというチャットボット機能があって、お客様がチャットで聞いてくる質問の中でいくつかは予想できます。それを予めマニュアル化できます。答えを設定して自動で応答するんです。そのやり取りを見てその顧客が潜在顧客か、既存顧客か、最近の注文はなんだったかを確認して対応できるからCSのクオリティが高くなります。時間も効率よく管理できます。

また、プッシュボットというお客様に先に声を掛ける機能もあります。しかし無駄なことを言ってはいけないですよね。テストを行なってお客様の反応が一番良いポップアップを作ることができます。A/Bテストが良いとよく言われますが、エンジニアがないとやりにくいですよね。この機能を使えばマーケッターが一人で実験ができます。

 チャネルトークは上記のようなことができるチャット相談ツールです。似たようなチャットツールは有名なサービスも含めて数多くありますが、簡単に導入できてすぐ成果を得られるのはチャネルトークの優れた点だと思います。営業よりプロダクトに力を入れ、コンテンツとウェブでユーザー獲得を狙っているのもすごいと思いました。

B2B市場ではリーンスタートアップができないです。MVP作ってお客さんとあったらみなさん「導入事例が欲しい」と仰る。導入事例を作るために会ったのに導入事例を持って来いと。

B2Bソリューションはどれだけ良いサービスでも導入を決めるまで時間がかかる。弊社もSlack、Notionを導入するのに1年かかりました。成長するためには何年も持ちこたえる必要があります。

名前を変えたら売上が伸びました。元の名前は「チャネルIO」だったんです。「チャネル」というキーワードを抑えたかった。ある日検索してみたらSEOが完全にダメだったんです。全く同じパソコン用語もあったし。2018年11月からチャネルトークに名前を変えたら良くなりました。

 B2B市場はB2C市場と異なる点が多いです。導入してもらえるまで時間がかかる、伸びるスピードが遅い、既存顧客との信頼が大事、導入事例が必要等スタートアップがB2B市場で成功するためには超えないといけない壁がたくさんあります。B2Bサービスを初期段階から作り上げてみた方ならだいたい共感できると思います。一方でB2Cより競合が少ない、一度導入してもらったら解約率も低い、安定した成長が見込める等、利点もあります。

チャネルトークB2Bスタートアップの辛い段階を超えて、安定的に成長できる段階まで上がったように見えますね。優れたビジネスモデルと、成長が遅くても持ち堪えた経営的判断、開発力、コンテンツを中心にしたマーケティング、営業力があわさって得れた成果だと思います。今は日本を含めてグローバル展開もしていて、今後もすごい勢いで伸びて行けそうです。 

 

※良い記事が乗ってるチャネルトークの導入事例ページ

※チャネルトークカラーミーショップのアプリストアからも簡単導入できます。