Keynote Session(Harry D. Moseley)- PdMカンファレンス2019 1日目
2019年11月12日〜13日に渋谷で行われたプロダクトマネージャーカンファレンス2019に参加しました。
以下は私が聞いたセッションを中心にしたレポートです。講演を聴きながらノートしたものがメインですので聞き違いや意図の読み違いがあるかも知れません。ご了承ください。
Keynote Session(Harry D. Moseley)
Zoom Video Communications, Inc Chief Information Officer
発表資料なし
感想
Zoomというプロダクトの凄さは良く伝わりました。ユーザーがやりたいと思っていること(例えば、常に仲間や顧客とコミュニケーションできる状態でいたい)は単純ですが、それを実現させるためにやるべきことは数えきれないです。(例えば、電話とパソコンと会議室を一つに結ぶ環境を構築しシームレスに動くようにすること、会議室に装備を備えること、セキュリティを保証すること等…)苦難を乗り越えてユーザーが感じている課題を的確に解決することできればこれほど大きな成功を抑えることができるんですね。
プロダクトにとって大事なのはユーザーに「It works(これ、使える!)」と言わせることだと思いました。Zoomのプロダクトはそういう点から「ジョブ理論」の内容とも合致するビジネスだと思いました。
講演内容
企業は統合されたコミュニケーションツールを求めていた
企業の62%が3つ以上のビデオコミュニケーションツールを使っていた
Delivering Happiness
エキサイティングな方法でチェンジを続けてる
重要事項を細分化する
専門知識、カルチャーへの適応性、チームとの協調性、情熱
Be enthusiastic
熱狂すること
自らを開発
自分の最大の強みを自身の仕事に合わせる
Age of Entanglement
複雑な関係性の時代
スペシャリストとジェネラリストの中間
成功とは自身全体をアーティスト、科学者、エンジニア、デザイナーとして少し成長させ、同時に日々あなたの最大の強みをそれらに調和させることです
顧客起点で考えることが重要
ClientsもPartners
顧客が成功すると私たちも成功する
「It works」
プロダクトマネージャーカンファレンス2019 1日目シリーズ
- ORDINARY PEOPLE, EXTRAORDINARY RESULTS(Marty Cagan)
- Special Session(Kaarel Kuddu)
- LINEにおけるお金とユーザーのジレンマ(二木 祥平)
- ピクシブのプロダクトマネージャー、自己組織化されたチーム、チームを支える組織(佐藤 里佳)
- “失敗事例で学ぶ” 失敗しないプロダクトマネジメント - PMの必須スキルと、自走する組織のつくりかた -(岡田 康豊)
- コミュニティマネジメント: プロダクトの開発と展開をコミュニティが加速させる(馬田 隆明)
- 企業が求めるプロダクトマネージャーとその人材戦略(対談)
- 発明、ドッグフーディング、プロダクトマネジメント(増井 俊之)
- Keynote Session(Harry D. Moseley)
- まとめ