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Special Session(Kaarel Kuddu)- PdMカンファレンス2019 1日目

2019年11月12日〜13日に渋谷で行われたプロダクトマネージャーカンファレンス2019に参加しました。

以下は私が聞いたセッションを中心にしたレポートです。講演を聴きながらノートしたものがメインですので聞き違いや意図の読み違いがあるかも知れません。ご了承ください。

 

Special Session(Kaarel Kuddu)

TransferWise Head of Product

発表資料なし

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TransferWiseのサービス画面

感想

会社の思想が共有された状態で権限を与え結果に責任を持たせること

これができれば良い意味で社長が何人もいるような状態になり成長せざるを得なくなる気がします。

思想の共有、権限の付与、責任を持たせる、全部難しいことですけどね。 

 

講演内容

 
TransferWiseは2011年2人で創業し、年70%の成長で今は1600人で働いている。
 
どうやって成長したか 
Optimizing for speed, Customer focus
顧客に焦点を当てて、スピード最適化
 
自律的チーム(Autonomous teams)
  • 速く、持続可能に(Sustanably)動くために必要
  • 顧客に近いところで決定を下すべきである
  • プロダクトプランを決めるための委員会や役員会議はしない
  • チームが正しい決定をすると信じる(もし間違った決定が出たらそこから学べると信じる)
そんなことをしたら混乱しない?(Will that cause chaos?)
混乱しないために、会社が大事にしていることを共有する
TransferWiseの場合、Price、Speed、Convenience、Coverage
 
これはプロダクトマネージャーにどんな意味を持つのか?
What does this mean for product managers?
 
Freedom to make decisions (but back it up with customer insigts, data)
決定を下す自由(しかし、顧客洞察とデータを根拠にする)
自分の感ではなく、プロダクトにどんな効果をもたらすか、どのくらいのユーザーに影響するかなどが大事
 
But also owning the outcome (You can make mistakes but not the same one 2-3 times)
結果への責任も持つ(ミスっても良いが、同じミスを繰り返してはいけない)
 
どうやってやるか?(How do we do this?)
  • 会社もマネジメントできるプロダクトマネージャーを雇う(Hire product managers who could also manage a company)
  • 適応できるようにする(Make sure they get onboarded well)
  • 移動と判断の自由を与える(Then give them freedom to move and make decisions)
  • 結果への説明責任を持たせる(Hold them accountable for the outcomes)

 

 

プロダクトマネージャーカンファレンス2019 1日目シリーズ